さくらだエッセイNo.2
2006.5.14 外国語としての日本語
| 台風先生だけど、某アメリカの大学で日本語を長く教えている(現在進行形だよ)。だから当然のことながら、日本語を外国語の一つとして教えている。しかもアメリカでのことだから、日本語を話す機会なんか、滅多にない。日本で英語を習うよりもっと少ない。 つまり自然に日本語を覚える環境は全くないから、意図的に教えていかなきゃならないのだそうだ。 台風先生「日本語を教えるとき、大事なのは文法だよ。論理的にやらないと、外国語として習う人には難しい」 サク(私)「文法? うわー、日本語の文法って、五段活用とか、何とか変格活用とかいうのじゃないの? あれ、国語で習ったけど、全く意味分からなかったよ」 台風先生「ああ、あれね。・・・あれは忘れていいから」 サク「え?」 というわけで、台風先生は日本の学校で教えている国語の文法を全面否定しまして、新たなる文法を教えてくれることになったのです。 台風先生「ボクの生徒は100%アメリカ人なんだけどさ、彼らに何もないところから日本語を教えるには、彼らに分かりやすい文法が大事なんだよ。・・・ボクの知っている範囲だとね、普通、日本語学校で教える日本語文法って、いわゆる日本に住んでいる学者が作った国語教育から発展した形なんだよね」 サク「それじゃダメなの?」 台風先生「いいところもあるんだけど、ちょっと工夫が足りないと思うんだよね。ボクが考えた文法(全てオリジナルというわけではないらしいけど)の方が、曖昧さがないんだ。もちろん例外とかあるけれど、100%ロジカルに説明しているんだ」 サク「へえ・・・(台風先生って、性格的には全くロジカルじゃないけど、仕事はロジカルなんだ、と驚く)」 で、台風先生は講義を進めました。 この日本語の文法、メカニズムをちゃんと知っていないと、いい教科書が作れないのは当たり前。だから私も一生懸命、講義を聴きました。 今日の午前中のことですけど、だいたい2時間くらい話してました。 二日酔いなので、ちょいときつかったです。 今日のまとめ ・日本語教育で使う文法は、日本人が学校で習うものとは違う。 ・台風先生のやり方は、一般の日本語学校で使われているものより精度が高く分かりやすい。 ・日本語を外国語として捉えることが大切。 ・台風先生は、性格的には全くロジカルではないが、仕事はロジカルにやっているらしい。 |