さくらだエッセイNo.10
2006.6.12 いろいろ調べてみた結果
| 昨日あれからネットでもって、いろいろ調べてみました。 いわゆる、日本語教育に使う日本語文法ってヤツです。 前にも書きましたけど、私はもともと日本語教育なんて、全く興味がなかったんです。文法のことも全然知らなくて、かろうじて中学や高校で勉強した五段活用とかカ行変格活用なんて言葉を覚えているだけだったんです。 で、台風先生に誘われて日本語の教科書を作ろうって話になって、それでこうして日本語教育に使う日本語文法を教わっているんだけど、それって少し危険だと思っていました。 台風先生がよく言うんです。 「普通の日本語の先生が使っている日本語文法は、あんまり説明がしっかりしていないんだよね」 「つまりね、ボクの方法が一番なんだよね」 「ボクの考え方が一番すっきりしていて、外国人には分かりやすいんだよね」 台風先生はいつでも自信満々。 私は昔から彼のことを知っているから、それを疑う気持ちは全くないんだけど、それでもやっぱり確かめずにはいられない。本当に台風先生のやり方っていいのかな? 普通の日本語の先生が使う日本語文法とどんな風に違うのかな?ってヤツをです。 で、調べましたよ! 超有名な語学教育出版会社であるアルクのHPには、ちゃんと日本語教育とか日本語教師のページがあるので、それを見ましたし、他にもいくつか、日本語教育やそこで使う文法の話が載っているページがありました。 中でも私が面白かったのは、『日本語文法Q&A』ってヤツ。 なぜなら、それを見れば、日本語文法で何が難しいかも、それについてどんな考え方をしているのかも、はっきり分かるからです。しかも、その回答者は、プロの人なわけですから、余計にその考えの実力がはかれるってものですから。 例えばですね、こんなのがありました。 「は」と「が」の使い分けは何ですか? 「本当に」は「な形容詞」ですか? 「行かない」の「ない」と「辛くない」の「ない」はどう違いますか? いや〜〜、面白いですねえ。 私のような駆け出しが読んでも、とても面白いです。質問もそうですが、回答もそうです。 でね、それでよく分かりました。台風先生の文法は確かに違います! まだ私にははっきりと分からないけれど、台風先生の言うように、台風先生のやり方の方がクリアなような気がします。 いろいろ思ったんだけれど、これって比較の問題じゃないと思う。 台風先生のやり方って、根本的に違っている。 全く別のところから出発しているから、比べようがない。 180度違うっていうか、一つの物体を裏と表から見るのと同じくらい違っている。天動説と地動説、コペルニクス的転回があるんだと思う。 だからこれまでいわゆる『普通のやり方』で日本語文法を理解してきた人が、『台風方式』に触れたら強烈なショックを受けるんじゃないかな。 いいとか悪いとかじゃなくて、全く別の世界を見せてくれる、そういう方法だと思う。 知っておいて損はないし、是非、知らせてあげたい。ちょっと偉そうかもしれないけれど、そう、私は思ったのでありました。 ただね、難しいのは、『台風方式』の説明の仕方です。 これまで『普通のやり方』をやってきた人に、どうすればこの単純でシンプルな理論を身に付けてもらうのか、そこが考えどころです。 だって『台風方式』って、シンプルだからこそ、難しいんです。単純だからこそ、理解してしまうまでが大変なんです。 だから、面白いんだけどね・・・。 今日のまとめ ・調べてみた結果、やっぱり『台風方式』はいわゆる『普通のやり方』による日本語文法とは大きく違う。 ・その違い方は、天動説と地動説、裏と表ほどだが、どっちがいいとか悪いとかの問題ではない。 ・たぶん『普通のやり方』をやってきた人が『台風方式』を知ると別世界を見たような、強烈なショックを受ける。 ・『台風方式』は単純、シンプルだからこそ、難しくて面白い。 ・それを何とか、分かりやすくまとめたいとサク(私)は考えている。 |