第4課 日本語の活用 2
〜Adjectival〜

(著・櫻田一郎 監修・鈴木明JUMPsystem主催


 日本語の活用には、@Verbal AAdjectival BNominalCopula「だ」の三種類しかないが、この課では、AAdjectivalを取り上げる。

 JUMPsystemでは、Adjectivalの活用を次のように図式化する。(図は「高い (is expensive)」を例としている)



高くの部分はadverbial(副詞)でありnominal like(名詞相当句)Nominalのような役割を果たす。
 (
ただし制限有り)
図の中に様々なindicator(標識)があるが、学習を始めたばかりのこの段階では、斜体太字部分には触れない。

 Adjectivalは、Direct StyleDistal-indicatorの「です」をつければ簡単にDistal-styleを作ることができるので、Distal styleDirect styleの両方を一度に教えることも可能である。

Imperfective(未完了)

Perfective(完了)

direct

高い

高くない

かった

高くなかった

distal

高いです

高くないです

高かったです

高くなかったです


 (imperfective-indicator)  かった(perfective-indicator)  (negative-indicator)

 です(distal-indicator)

 Adjectivalの活用は以上のように図と表を用いることで、学習者に分かりやすく提示することができる。

 一般的な日本語文法では、日本語の形容詞を「い形容詞」「な形容詞」の二つに分類しているが、JUMPsystemでは英語の影響を排除し、外国人学習者本位に行うという方針をとっているため、それとは違うやり方を取っている。

 JUMPsystemでのAdjectival(形容詞)とは、一般的な日本語文法での「い形容詞」である。

 JUMPsystemでは、一般的な日本語文法での「な形容詞」「なNominalとしてNominal(名詞)の仲間に入れているが、この理由については次の課で説明する。



  

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